統合失調症について
私たちには自らの思考、行動、感情をまとめていく能力がありますが、何らかの原因によって統合する能力が低下することがあります。これによって幻覚や幻聴、妄想、思考障害などの症状が現れてしまう病気のことを「統合失調症」と呼んでいます。言い換えると、思考や行動、感情をまとめる能力が長期にわたって低下する精神疾患なのですが、その原因は脳の機能の異常にあると考えられています。症状が強まると、他者とのコミュニケーションが困難となってしまい、日常生活に支障をきたすようになります。下表のような症状がみられたときは統合失調症の可能性があるので、お早めに医療機関へご相談ください。
このようなときは当院にご相談ください
- 誰かが自分の悪口を言っている
- 周囲に自分以外いないのに、どこからか声が聞こえる
- 誰かが自分のことを陥れようとしている
- 自分の考えを他人に吸い取られてしまったことがある
- 自分の行動が誰かに操られているように感じる
- 感情の起伏が激しくなった
- 周囲の出来事に興味が持てない
- 引きこもり状態になっている など